上司などから「プロジェクトの『たたき台』をすぐ作るように!」と言われ、なかなか作成できなくて困った経験をした人もいるでしょう。
「たたき台」の作成は、慣れてきても情報集めなどに時間がかかるため、依頼者が納得できる草案をスピーディーに作成するのはなかなか困難です。
でも AI を活用することで、情報のソースなども集めながら短時間に作成する方法があるんです。
それでは、デザインAC を使って「たたき台」を作成する手順を紹介しましょう。
「たたき台」をうまく作るポイント
「たたき台」を完璧に作り上げようとする人もいますが、あくまで「ドラフト・草案」であるため完成形にする必要はありません。
むしろ詳細までを完璧に仕上げてしまうと、議論の余地がなくなり良い企画案にならなくなってしまう恐れがあります。
そのため、完成形を目指すのではなく「土台作り」であることを意識しましょう。
「たたき台」をうまく作るポイント①:「スピード感」が大事である
「たたき台」は、あくまで「土台」です。
「土台」を速やかに作っておかないと、議論や修正がいつまで経っても行えません。
完璧に作り込んだ「たたき台」を求められているわけではないので、スピーディーに作成するよう心がけましょう。
「たたき台」をうまく作るポイント②:「方向性」はブレないようにする
「たたき台」を作成しているとき、軸である「方向性」がブレてしまわないようにしましょう。
もちろん、作成している最中に具体案や手順が変わることはあるはずです。
もしブレてしまいそうになったら、なぜ立案が必要になったのか、「背景」や「ニーズ」、「ベネフィット」を常に念頭におきながら作成すると安定します。
ただし、どうしても「方向性」を変える必要があるならば、それはまた別の企画として考えるべきでしょう。
「たたき台」をうまく作るポイント③:「細かいこと」は気にしない
指摘やツッコミを受けないように作成したくなるかもしれませんが、様々な人の意見を取り入れることでブラッシュアップされ、最終的には良い草案が出来上がってきます。
そのため、細かいことは気にせずにスピード感を持って作成するといいでしょう。
とはいえ、スピードを重視するあまり「雑」にならぬよう気を付けてくださいね。
「たたき台」をうまく作るポイント④:「数値」や「ソース」はハッキリさせる
細かいことを気にせずスピード感を持って作成することは重要ですが、データの「数値」や「情報源」をハッキリさせておきましょう。
数値や情報源が曖昧だと、その立案自体の方向性がブレてしまう恐れがあります。
「たたき台」の時点では手順などを細かく決める必要はありませんが、「数値」や「情報源」は詳細まで入れておきましょう。
「たたき台」をうまく作るポイント⑤:「修正」が必要だと認識する
完璧な企画案などを依頼するのであれば、わざわざ「たたき台を作るように!」とは指示しません。
そのプロジェクトに携わる皆で議論や修正を加えて完成させていくものなので、手直しは何度も必要になると認識しながら作るようにしましょう。
細かい手順などが定まっていない場合は、その旨を記載すれば問題ありません。
「プレゼン資料AI」を活用して「たたき台」を作成してみよう
デザインAC の機能「プレゼン資料AI」は、キーワードを指定するだけですぐにプレゼン資料を画像付きで作成してくれます。
「たたき台」を作るうえで必要な情報などを瞬時に集めてくれるため、スピード感を持って草案を作成できるでしょう。
ボタンを押すだけで資料が完成
「プレゼン資料AI」で必要な作業は、キーワードを入力して「プレゼン資料を生成する」のボタンを押すだけ。
あとはしばらく待っていれば、AI が自動で作成してくれます。
AI が様々な情報を参照しながら文章を作成するため、大雑把なキーワードを入力するより、より細かい指示までキーワードを入力することで求めている内容に近づくでしょう。
出典元やグラフなども自動表示
「プレゼン資料AI」で作成された資料には、出典元やグラフなども自動的に表示してくれます。
「たたき台」で必要となるソースなどを集めてくれるため、業務効率化を測れるでしょう。
他にも、難しい単語には自動で参照リンクを付けてくれるため、単語を調べる作業が省けます。
デザインの変更も簡単
「プレゼン資料AI」で生成される資料は、プロが作成したデザインをベースに作られます。
最初はランダムにデザインを指定しますが、生成直後であれば変更が可能となっているため、自由にデザインを変えてみましょう。
もちろん「デザインAC」は編集ツールですので、画像やイラスト、グラフなども編集可能です。
パワーポイントでも利用可能
「プレゼン資料AI」で生成したデータは、.pptx でダウンロードできます
そのため、パワーポイントにアップロードして「プレゼン資料AI」で生成した資料のプレゼンを行うことが可能です。
逆に、パワーポイントで作成した資料を「デザインAC」にインポートして編集も出来ます。
「プレゼン資料AI」で自分の働き方を改革してみよう
AI はあくまで WEB 上の情報をまとめてくれるツールでしかありませんが、自分では調べられない情報を短い時間で集めてくれる優れものです。
全ての情報が正しいとは言い切れないため、最終的には自らが精査する必要はあります。
とはいえ、大幅に作業を軽減してくれるツールであることに間違いはないので、「プレゼン資料」や「たたき台」の作成にぜひ利用してみてくださいね。