寒中見舞いを簡単作成!好みのデザインを選んで無料テンプレートを編集したら、おしゃれなオリジナルの寒中見舞いが完成します。印刷データのダウンロードはもちろん、宛名印刷機能も利用できます。PDFを作成、保存してメールでの送信も可能。創作活動や製作にも。
喪中期間の年始の挨拶や、松の内を過ぎた際の年賀状の返礼などに用いられる「寒中見舞い」。元々は、暑中見舞いと同じように季節の挨拶状として使われていましたが、最近では使用される場面もさまざまです。
いざ書こうとしたとき、書き方やマナーについて気になるのではないでしょうか。せっかく送るなら喜んでもらいたいものですが、どんな文章やイラストを用意すればいいか迷いますよね。
この記事では、寒中見舞いの役割やマナー、寒中見舞いを簡単に作成する方法について解説していきます。
寒中見舞いは日本の慣習のひとつ。二十四節気の「小寒」といわれる1月5日頃から「立春」の2月4日頃までを「寒中」と呼びます。
寒中見舞いは寒中の期間の挨拶状として、下記のような場面で使われています。
寒中見舞いは、松の内明けから立春までの間に届くように出しましょう。「松の内」とは正月の門松を飾る期間のことを指し、一般的に関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされています。
年賀状の代わりや年賀状などの返事として使う場合も、相手に届く期間には注意が必要です。相手が喪中と知らず年賀状出してしまった場合にも、お詫びの気持ちを込めて寒中見舞いを送りましょう。
また、寒中見舞いに似たものに「喪中はがき」があります。喪中はがきとは、親族の不幸があり年賀状を遠慮する旨を伝える手紙です。
喪中はがきは、年賀状の準備を始める前の12月上旬頃に届くように送るのがマナーとされています。 喪中の場合は年内に喪中ハガキを送り、年始の挨拶をする際は寒中見舞いを送ると望ましいでしょう。
寒中見舞いは、基本的な文章構成が決まっています。
この構成に当てはめていくと文章の構成がスムーズになります。ネット上にもさまざまな例文が用意されているので、ご自身の状況にあった例文を組み合わせるとよいでしょう。
・季節の挨拶
出だしは「寒中お見舞い申し上げます」からはじめます。
そして季節の挨拶として、「厳しい寒さが続いておりますが、お変わりございませんでしょうか。」という風に続けます。
このように相手の安否を尋ねたり、気遣いの一文を入れましょう。
・本文
本文では、喪中である旨とこちらの状況を伝えましょう。
・結びの挨拶
挨拶や近況報告の後に、結びの挨拶で文章を締めましょう。
結びの挨拶はさまざまですが、相手の状況にあった一文を選ぶとよいでしょう。
・年号と月
最後に送付する際の日付を年号と月で記します。和暦か西暦について決まりはありませんが、漢数字で書くのが通例とされています。
寒中見舞いを作成する際の注意点をご紹介します。
また、年賀状や喪中はがきでは「句読点を入れることは望ましくない」とされていますが、寒中見舞いでは厳密に決まっておらず、使用は問題ないともいわれています。ただ、相手方によって気になる場合は、句読点なしが望ましいでしょう。
寒中見舞いをデザインする際のコツについて解説します。
1. 送る相手に合わせたデザインを選ぶ
年賀状と同様ですが、送る相手に失礼がないようなデザインを選びましょう。
目上の方であれば、季節の風物詩や椿・梅などのスタンダードな絵柄を取り入れるのが望ましいです。また、親しい間柄であれば、おしゃれなデザインに仕上げてもよいでしょう。
寒中見舞いは多数のデザインが用意されているので、既存のデザインを探してイメージを固めてみてください。
2. 出だしの挨拶文は大きめに書く
冒頭の「寒中お見舞い申し上げます」は少し大きめの文字で書きましょう。寒中見舞いも挨拶状ですので、ひとめで寒中見舞いとわかるのが望ましいです。
3. 配色に注意する
原色などのはっきりとした配色や、明るすぎる配色は望ましくありません。暖色や寒色など、季節感に合った配色にしてみましょう。
「デザインAC」を使えば、寒中見舞いを無料で簡単に作成できます。
画像やテキストを差し替えるだけで、簡単に寒中見舞いに仕上げることができます。お手持ちの写真やイラスト素材は一度に20点までアップロード可能。無料で使える「写真AC」と「イラストAC」の豊富なフリー素材も手軽に挿入できます。寒中見舞いならではの例文も豊富に用意されているので、文章構成もスムーズです。
作成したデザインは「JPG/PNG/PDF形式」でダウンロード可能。テンプレートはすべてはがきサイズのデザインなので、そのままプリンターで印刷できます。データはマイページに保存され、修正が必要な際も簡単に呼び出せます。オンライン上で全て完結できる「デザインAC」を使って、オリジナルの寒中見舞いを作成しましょう。