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買い物の際に目にすることが多い「領収書」。会社勤めの方から、個人事業主やフリーランスで活動する方まで、領収書の発行をする機会も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ自分が領収書を発行しようとしたときに、作成方法や記入内容に迷うことはありませんか?今回は、領収書の役割やレシートとの違い、領収書の作成方法・コツについて詳しく解説していきます。
領収書とは、「お金を受け取った側が支払った人に対して、お金を受け取った旨を記した書類」です。同時に、お金を支払った側にとって「お金を確かに支払ったことを証明してもらう書類」になります。日常でよく目にするレシートや納品書も、広義では領収書として扱うことができるのです。
また、最近では横書きの領収書が一般的です。縦書きの領収書も存在しますが、横書きのデザインは見慣れていることもあり、やりとりもしやすいでしょう。
領収書には、「商品やサービスの支払いに対する証明書」として欠かせないものです。再請求などの行き違いを防止できるだけでなく、企業に勤めている人にとっての経費精算や、個人事業主やフリーランスにとっての確定申告書類として使うことができます。
領収書を取り扱う前に、基本的な知識を押さえておきましょう。
・領収書と領収証の違い
領収書とは、領収証やレシートなどの総称として扱われます。また領収書と領収証について、明確な違いはありません。領収証は「金銭の受け取りの事実を証明する書類」、対して領収書は「金銭の受け取りを記した書類」と定義されています。実務上はとくに区別もされていないのが実情です。
・領収書とレシートの違い
最近のコンビニやスーパーなどで発行されるレシートは、購入したものの内訳が細かく記載されています。領収書の但し書きより具体的であることから、税務上は領収書よりも信頼性が高いと考えられています。しかし、レシートは感熱紙のため水や熱などに弱く、長期保管に向きません。また、宛名の記載がないことから、誰に対する支払いなのかがわからないというデメリットもあります。このことから、企業によっては領収書でないと経費精算ができないとしている企業もあります。
・領収書の保管期間
法人や、個人事業主・フリーランスに関係なく、領収書は一定期間の保管が義務付けられています。法人は7年間、個人事業主やフリーランスの青色申告者は7年間、白色申告者は5年間となっています。
領収書の書き方についてご紹介します。領収書は税法上、下記項目5つが記載されているものを領収書と定義します。
1. 日付
代金を受け取った年月日を記入します。和暦でも西暦でも問題ありませんが、「令和3年」や「2021年」と省略せず記入しましょう。
2. 宛名
支払い者の企業名や氏名を記入します。「上様」として指定があった場合は、そのまま記載して問題ありません。宛名は小売業や飲食店などでは省略可能とされており、税法上領収書の証明力がなくなることはありません。
3. 但し書き
提供したサービスや商品の内容について記載します。「美容代」や「飲食代」など、できるだけ具体的な記載にします。「お品代」は何に対しての支払いかわからないため、極力避けたほうがよいでしょう。
4. 受取金額
支払い者から受け取った代金を税込金額で記載します。金額の頭の「¥」や、3桁ごとの桁区切り、金額末尾の「ー」も忘れないようにしましょう。内訳には税抜き金額、消費税額を記載しますが、商品の明細を記入するタイプのものには各商品名と金額を記入しましょう。
5. 発行者住所・氏名
代金を受け取った側の企業名や店舗名、住所と連絡先を記載します。また、会社の印鑑が押されているのをよく見かけますが、印鑑は必ず必要なものではありません。
6. 収入印紙
売り上げ代金が50,000円以上の場合、収入印紙の貼り付けが必要になります。金額によって収入印紙の金額も変わるため、予め確認した上で貼り付けましょう。
個人でオリジナル領収書の作成方法についてご紹介します。
デザインアプリとは、Adobe社のIllustratorのようなアプリケーションのこと。インターネット上にai形式とよばれる専用の形式のテンプレートがアップされており、カスタマイズして使用することが多いです。また、スマホアプリでも領収書発行できるものがあります。スマホ1台で簡単に作成できるため、手軽に発行したい人にはおすすめです。
領収書は取引の最後に、支払い者に対して渡すことになります。在宅ワークが増えたこともあり、領収書のデザインに対する意識も変わってきています。税法上として正しさは守りながら、おしゃれで印象に残る領収書を作成するコツについてご紹介します。
1. 配色にこだわる
色の印象はブランドイメージを決める大切な要素です。ブランドカラーを基本とし、できるだけ配色は少なくアクセントカラーが際立つように心がけましょう。
2. 印象に残るイラストや写真を入れる
ブランドカラーに合わせて、サービスや商品の印象が残るイメージを取り入れましょう。写真やイラストは何の商品を提供しているかが一目でわかります。ワンポイントや背景イラストとして取り入れ、おしゃれな印象を加えてみましょう。
3. 各項目を整える
領収書は正当な書類なので、各項目がバラバラにならないようレイアウトの配慮も欠かせません。作成時は下記を意識してみましょう。
レイアウトを整えると引き締まった印象になり、相手に安心感を与えることにもつながります。
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