外国人観光客に「避難しましょう」をどう伝える！？飲食店やホテルで役立つ「おもてなし防災」テンプレートの紹介

　先日、「巨大地震注意」という南海トラフ臨時情報が流れ、不安になった人も多かったと思います。その情報が伝わらず、困っていたのが今、日本にあふれる外国人観光客。

いざ、本当に地震が起こり、津波が来る！という場面で、外国人が多く住む・遊びに来るエリアのお店のみなさんは落ち着いて避難誘導できるでしょうか？

　そこで、外国人観光客をおもてなしするように、命を守る準備をするための「おもてなし防災」プロジェクトが発足し、ACワークスも普及啓発に協力する「おもてなし防災パートナーズ」に登録しました。

　大阪・関西万博を控えた大阪市港区と、（一社）FUKKODESIGN、（株）TBWA　HAKUHODOの3者で起ち上げた外国人観光客の防災を普及啓発するための公民連携プロジェクト。

何から始めていいかわからない！という方は、リンク先のポスターやマニュアルのダウンロード・印刷をして活用してください。

また、飲食店やホテルなどで「地震が起きた時に、英語・中国語・韓国語で避難誘導する」ためのボードや、手渡しするフライヤーのテンプレートを「デザインAC」で編集できるようテンプレートを公開しています。

リンクボタンからテンプレートを開くと編集、保存ができますので、ご活用ください。

※編集にはデザインACへの無料会員登録が必要です

　　津波リスクのあるエリアで、「何分以内に、何階以上に逃げるか」を書き込んで使うポスター・フライヤーに使えるテンプレートです。

大判印刷してポスターにする、チラシにしてホテルや民泊・観光案内書で配るなどの活用ができます。

※各地域の自治体の最新情報（防災マップ等）を確認して、数字を入れて活用してください。

発災時に避難を誘導できる地図入りのフライヤーテンプレートです。

地図は「Ｏｐｅｎ　Ｓｔｒｅｅｔ　Ｍａｐ」の画像を切り出してアップロードし、自治体の防災マップを参照して津波避難ビルや避難想定ルートを書き込みます。

その他、必要な言葉のボードがあれば、テンプレートを編集して作成することができます。こちらの「非常時における外国人旅行者対応のための用語集」（観光庁／英・中・韓）を使い、必要な言葉のボードを作ってください。

※外部サイト「国土交通省観光庁」のページに移動します。

「デザインAC」では、「おもてなし防災」にも役立つ外国人向けの防災に関するテンプレートもたくさんあります。こちらもご活用ください！