ビジネスIDカードとは?種類や導入メリット、自社で作成するポイント
ビジネスIDカードは、従業員の身分証としての役割がよく知られていますが、企業やブランドの第一印象を決める「企業の顔」としても重要な役割を果たし、セキュリティ強化にも効果的です。
IT、金融、医療、官公庁、教育機関、製造業、サービス業など、幅広い業種で使用されています。
この記事では、ビジネスIDカードについて、種類や導入メリット、自社で作成するポイント、デザインACの無料テンプレートなどをご紹介します。
ビジネスIDカードとは
ビジネスIDカードの「ID」とは、英語のidentificationやidentityの略で、本人識別や身分証明などの意味を持ちます。
一般的なビジネスIDカードは、企業名、ナンバー、部署、役職、氏名、本人の顔写真などが表示されているものです。
ヒモまたはリールクリップ付きのケースに入れて、首から下げるなど、見えるように所持することで、他者から見て、本人との識別ができます。
ビジネスIDカードの種類
ビジネスIDカードと呼ばれているものには、主に、紙製とプラスチック製のものがあります。
さらに、セキュリティ強化や入退室および出退勤の管理を行うための、磁気やICチップが搭載されているタイプもあります。(※)
※:プラスチック製IDカードは、各種メーカーから販売されている専用プリンターを用いることで、各自または自社で印刷が可能です。
また、ICカードへの印字とICチップへの書き込みまでを行えるプリンターも、キャノンなどから、法人用に販売されています。
その専用プリンターを使用すれば、ICチップなどが搭載されているタイプでも、自社で印刷可能です。
印刷を外注する場合は、個人情報を適切に管理している業者に依頼しなければなりません。
一つの目安として、プライバシーマークを取得している業者を選ぶとよいでしょう。
ビジネスIDカードの導入メリット
ビジネスIDカードの導入で得られる代表的なメリットは、下記の通りです。
・セキュリティ強化
身分証明や本人識別が可能なビジネスIDカードは、それを持っていない部外者の侵入防止に効果的です。
結果的に、PC関係の不正アクセスや情報漏えいの予防にも効力があります。
また、セキュリティ対策に力を入れているというイメージを内外に示すこともできるでしょう。
・従業員の勤怠管理や業務効率化
ICカードと連携しているタイプのビジネスIDカードの場合は、従業員の入退室を自動的に記録できるため、正確な勤怠管理が可能です。
その他にも、パソコンやコピー機などの利用履歴を管理することもでき、総合的な業務効率化に役立ちます。
・企業のイメージアップ
統一されたデザインのビジネスIDカードからは、それを見た顧客や取引先に信頼感を与え、好印象につながるでしょう。
・企業やブランドの認知度向上
訪問した企業や自社での来客中はもちろん、ランチタイムに周辺に外出した時などで、企業ロゴやブランドマークを取り入れたビジネスIDカードを首から下げていると、企業ロゴやブランドマークの認知度が向上するでしょう。
・従業員の帰属意識が高まる
同じ企業のIDカードを持つ共通点を通して、従業員一人ひとりが「自分は、この組織の一員である」という帰属意識や、ポジティブな責任感を持つ効果が期待できます。
・コミュニケーションの円滑化
従業員は、社名、部署、役職、名前などを明記したIDカードを、接客中などに首から下げていることで、顔と名前を顧客に覚えてもらいやすいでしょう。
また、IDカードが見えていると、そこから読み取れる情報を話題にすることが容易になるため、社内外を問わず、対話のきっかけ作りやコミュニケーションを円滑にする役割も果たします。
ビジネスIDカードを自社で作成する際のポイント
魅力的かつ機能的なビジネスIDカードを、自社で作成する際は、下記のポイントに留意してみてください。
1一貫性のあるデザインを取り入れる
企業ロゴやブランドマークとイメージカラーなどを用いて、一貫性のあるデザインを取り入れましょう。
デザインACの無料テンプレートなら、企業ロゴやブランドマークのアップロード、またはカラーやイラストの変更なども簡単です。
2見やすさを重視した情報の選別と配置
一般的に、ビジネスIDカードは見えるように携帯し、社内外の対面者に見てもらえることで、名前を覚えてもらったり、コミュニケーションの契機になったりするメリットがあります。
よって、ビジネスIDカードは、いかに見やすく作成するかが重要です。
シンプルなデザインをベースに、必要最小限の情報を厳選して明記しましょう。
デザインACの無料テンプレートでは、基本的なデザインを選択した後に、不要に思われる部分を簡単に削除または差し替えができます。
ぜひ一度、いずれかのテンプレートの編集画面に移行し、好みの背景や配置、カラー、フォントなどに変更してみてくださいね。
簡単なので、時間がかからず、楽しく作業ができるはずです。
3従業員の顔写真はクリアな写りのものを使用
どのような写真を使用するかによって、IDカード全体の印象が変わってきます。
ビジネスIDカード用の従業員の写真は、明るくクリアに写された高画質なものを使用しましょう。
デザインACの無料デザインテンプレート
ビジネスIDカードの無料デザインテンプレートをご紹介します。
クリックして編集画面に進んでみてください。
まとめ
この記事では、ビジネスIDカードについて、種類、導入メリット、自社で作成するポイントなどを解説しました。
ビジネスIDカードは、企業やブランドの第一印象の役割を果たすため、デザインの選択が、企業イメージを左右する重要なポイントの一つと言えます。
デザインACの無料テンプレートは、誰でも編集ができるように非常に簡単な操作性です。
企業ロゴやブランドマークなどを貼り付けて、企業ならではのオリジナリティーのあるビジネスIDカードを作成してみてくださいね。
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