プレゼンテーションの意味とは?分かりやすい構成例や作り方をご紹介

プレゼンテーションはビジネスシーンではもちろん、教育の場面や日常生活でも多く活用されるコミュニケーション方法です。

単なる情報共有ではなく、聞き手の行動を促す重要なスキルといえるでしょう。

この記事では、プレゼンテーションの意味や効果的に行うための作り方、おすすめのテンプレートをご紹介します。



プレゼンテーションの意味と目的

プレゼンテーションとは、伝えたい、あるいは売り込みたい商品やサービス、企画について魅力的、効果的に説明するための方法です。

英語では「presentation」という表記で、これは「提示」「紹介」という意味です。

プレゼンテーションは、聞き手の行動を促すという目的があるので、聞き手の背景や興味感心を理解したうえで話す内容や流れ、時間配分などの考慮が必要です。

ちなみにプレゼンテーションの実施は、スライド資料をディスプレイやプロジェクターに反映させながら説明するという方法が一般的です。

少人数であれば、ノートパソコン上で資料を展開して行う場合もあります。

プレゼンテーションと発表の違い

プレゼンテーションと似ている言葉として「発表」がありますが、この2つには違いがあります。

まず発表は話し手が一方的に発信するかたちで、意見や情報、企画を聞き手に理解してもらうことが目的です。

そしてプレゼンテーションは相手が何を求めているのかを考えたうえで伝え、聞き手の行動を促すためのもの。

聞き手のリアクションや質問も含めて、よりコミュニケーションに近いといえます。

プレゼンテーションを実施するときは、この違いを意識しながら行うと良いでしょう。



分かりやすいプレゼンテーションの構成例3つ

プレゼンテーションにおいてまず重要なのは、その構成です。プレゼンテーションに役立つ構成を3つご紹介します。

  • 序論・本論・結論
  • PREP法
  • DESC法

序論・本論・結論

序論・本論・結論の順番で組み立てる、最もオーソドックスな構成です。

まず序論では導入部分として、プレゼンテーションのテーマや理由などを簡潔に伝える箇所だと捉えましょう。

本論は、最も伝えたい内容(要点)を話す箇所です。商品やサービス、企画の特徴やメリットなどをなるべく分かりやすく、また具体的に表すようにしましょう。

結論として最後は、序論で伝えたテーマや理由を振り返る内容で締める流れにすると良いでしょう。

PREP法

PREP法というのは、構成内容それぞれの頭文字を取ってPREP法と呼ばれています。

  • Point:結論(要点)
  • Reason:理由
  • Example:具体例
  • Point:結論

この構成の一番の特徴は、先に結論(要点)を述べることです。

そしてその結論に至った理由と具体例を説明して、最後にもう一度結論を伝えて締める流れになっています。

最初と最後に結論を伝えるので要点が印象に残りやすく、また結論に至るまでの根拠を理解してもらいやすいというメリットがあります。

DESC法

DESC法はデスク法と呼ばれていて、こちらも構成内容それぞれの頭文字から取っています。

  • Describe:描写する
  • Explain:説明する
  • Specify:提案する
  • Choose:選択する

この構成では、まず客観的な事実や状況を描写してお互いに認識したうえで、それに対する主観的な意見を述べます。

そして相手への解決策、対処法などを提案します。その提案に対して、相手に選択してもらう、という流れです。

DECS法は相手の考えや意見を尊重しながら自身の意見を伝えられる、問題解決型のプレゼンテーション構成といわれています。

例えば商品やサービスの問題点を改善したいとき、複数の選択肢があるときに有効です。



プレゼンテーション資料作成のコツ

プレゼンテーションを実施するときは、スライド資料の作成も必須といえます。

スライド資料は、全体像である構成を決めてから作ると良いでしょう。聞き手が見やすく理解しやすいように心がけることが大切です。

プレゼンテーション資料作成のコツは以下の6つです。

  1. 見やすい色・フォントを使う
  2. 資料に使う色は2~3色に抑える
  3. フォントのサイズは伝える内容によって調整する
  4. 各スライドのメッセージは明確にする
  5. 情報の関連性を整理する
  6. テキストや図のレイアウトは人の目線を意識する

まず、資料全体に使う色は3色程度に抑え、鮮やかな色は強調したい部分のみに使うようにしましょう。

フォントは可読性、つまり読みやすいフォントを使うことがポイントです。

フォントサイズもタイトル用・見出し用・本文用に分けて調整すれば、より理解しやすくなるでしょう。

伝える情報は多くなり過ぎないように注意。人が一目で読める文字数は13文字程度と言われているので、長文にならないように意識しましょう。

伝えたい情報は箇条書きやグループ化して整理したり、写真や図を入れたりすると理解度がさらに高くなるでしょう。

そして、人の目線は「Z」の書き順のような動きをするといわれています。

その動きに合わせてテキストや図を配置すれば、ストレスを与えることなく資料を読めるでしょう。



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ポップで明るいプレゼンテーションプレート


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まとめ

プレゼンテーションの語源は「present」、贈り物という意味です。

ですから聞き手の視点に立ち、興味や悩みに寄り添えるような構成が必要です。

そして商品やサービス、企画をさらに効果的に伝えるためには、スライド資料の作成も重要といえます。

デザインテンプレートを活用して、魅力的なプレゼンテーション資料を作ってくださいね!



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